胃の5分の4を摘出 アントニオ古賀さんはがんが心の転機に

公開日: 更新日:

 もう一つ考えられる原因は、春2カ月、秋2カ月の断酒を、60歳を機にやめたことです。毎年春と秋に大きなリサイタルがあるので、その前の2カ月はストイックに断酒していたんです。がんになったのは、20年間続けたそのパターンをやめて7年目でした。

 そうやっていろいろ反省はしましたが、根がラテン気質なので「ケセラセラ」(なるようになるの意)なのは相変わらず。その証拠に胃の5分の4を取ってしまった割には痩せてないでしょう?(笑い)

■何種類も飲んでいる薬は「食後のデザート」

 胃がん手術後、ハイペースで食欲が回復して体形も声の調子も取り戻しました。ただ、翌年、暴飲暴食が原因で胆のう炎を起こし、朝方4時に救急車で運ばれてしまいました。再び順天堂医院にお世話になり、「年齢も年齢なので、今後のことを考えたら取った方がいい」ということで胆のうも切除しました。

 40代から胆石はよくできていたんです。痛くなる前に見つかっていたので何度か薬で散らしてもいたのですが、最終的に大小12個あったみたいです(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース