胃の5分の4を摘出 アントニオ古賀さんはがんが心の転機に

公開日: 更新日:

 本当はもう少し食事制限しなくちゃいけないのかもしれませんけど、お酒と甘い物には弱くて、いまだに食べ過ぎの傾向はあります。「自己責任で」と妻にはくぎを刺されていますが、禁止が多いとストレスだしね(笑い)。

 ただ、血糖値は注意しています。糖尿病は40歳ぐらいからの持病ですから、ずっと血糖値を抑える薬は飲んでいましたが、まさかそんなに悪化しているとは気づかなかったので、胃がんになって助かりました。今は1日4回インスリンを注射。毎月主治医を受診し、2カ月ごとに順天堂医院で血糖値を調べてもらっています。

 血圧の薬2種類、逆流性食道炎の薬、腸のガスを出す薬など、何種類も薬を飲んでいますけど、ボクはこれらを「食後のデザート」と呼んでいます(笑い)。

▽あんとにお・こが 1941年、東京都生まれ。8歳からクラシックギターを学び、56年に故古賀政男に師事。59年にレコードデビューし「その名はフジヤマ」などのヒット曲で知られる。その後、本格的に作曲家として活動。日本ラテンアメリカ音楽協会会長を務め、国際親善に尽力している。来年デビュー60周年を迎える。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」