薬が効かない花粉症を確実に抑えるなら“プラス”がコツ

公開日: 更新日:

 たとえば、「アレジオンの10を飲んでます」という人がいますが、医療機関からの処方では、症状の重い成人は「20」が出されていることが多い。市販薬を買ってみたものの、用法によっては「効かない」と感じている人は珍しくありません。薬剤師に症状を伝え、最適な飲み方を確認されてはいかがでしょう? 

 花粉対策の1番は防御、2番は薬物療法、3番目は舌下免疫療法などのアレルゲン免疫療法。薬の適切な使用とともに、マスクやゴーグル、花粉防御のスプレーで花粉を体内に取り入れないようにするのも重要です。

 なお、花粉症風邪を混同している場合があります。見分けるポイントは「熱があるかないか」。花粉症は基本的には熱が出ません。日が経つにつれて節々の痛みや発熱、全体の倦怠感が増してくるようであれば風邪など上気道感染症を疑ったほうがいい。

 また、つばを飲み込むと喉が痛くて耐えられない場合も、上気道感染症を疑いましょう。

(こしだ内科クリニック・越田容子院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された