薬が効かない花粉症を確実に抑えるなら“プラス”がコツ

公開日: 更新日:

 たとえば、「アレジオンの10を飲んでます」という人がいますが、医療機関からの処方では、症状の重い成人は「20」が出されていることが多い。市販薬を買ってみたものの、用法によっては「効かない」と感じている人は珍しくありません。薬剤師に症状を伝え、最適な飲み方を確認されてはいかがでしょう? 

 花粉対策の1番は防御、2番は薬物療法、3番目は舌下免疫療法などのアレルゲン免疫療法。薬の適切な使用とともに、マスクやゴーグル、花粉防御のスプレーで花粉を体内に取り入れないようにするのも重要です。

 なお、花粉症風邪を混同している場合があります。見分けるポイントは「熱があるかないか」。花粉症は基本的には熱が出ません。日が経つにつれて節々の痛みや発熱、全体の倦怠感が増してくるようであれば風邪など上気道感染症を疑ったほうがいい。

 また、つばを飲み込むと喉が痛くて耐えられない場合も、上気道感染症を疑いましょう。

(こしだ内科クリニック・越田容子院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動