糖尿病専門医の牧田善二氏は毎晩の辛口白ワインで体重維持
イタリア料理であれ、和食であれ、夕食には欠かさずハーフボトル1本程度飲んでいます。お酒は好きですが、目的は太らないためです。
私は糖尿病専門医で患者さんに「やせてください」と指導します。その私が太っていたら説得力がありません。大学時代は勤務が終わった後に走るなど人並みにやせる努力を続けてきましたが、独立してからは忙しくてとても無理。糖質は太りやすいと知っていましたので制限してきましたが、2004年まではウイスキーやビールなど好きなお酒を飲んでいました。
辛口の白ワインを毎晩飲むようになったのは開業翌年の04年から。ドイツの医学論文が「白ワインはやせる」と報告したからです。実際に白ワインを飲んだ翌日の血糖値を調べたところ、かなり下がることがわかりました。太る理由は血糖値の急上昇にあるので、血糖値が安定することは私にとって好都合です。
現在の私の体重は57・5キロプラスマイナス0・5キロ。以前はプラスマイナス2キロでしたからより安定してきています。私は白ワインのおかげだと思っています。