腰や膝が悲鳴…75歳まで働き続けるために必要な体メンテ
60歳定年後は65歳まで継続雇用で働く。さらに、元気なうちは、あと3年、いや70歳を目標にアルバイトなどで社会と接していたい――。こうした流れは今後一段と進み、70歳はおろか、75歳まで現役で働く時代がやってくるかもしれない。問題は、その時に健康でいられるか否かだろう。とくに、65歳以上になると、加齢とともに腰や膝が悲鳴を上げる。必要なメンテナンスは何か?
65歳以上になると、腰痛や手足の関節の痛みを訴える人が増える。インターネットのサポートサイト「関節ライフ」のまとめによると、この世代の有訴者率上位は、男性が腰痛、頻尿、聞こえにくい、手足の関節の痛み、せきやたん……の順。同じく女性は、腰痛、手足の関節の痛み、肩こり、目のかすみ、物忘れ……の順に多いという。
男女とも、腰痛と膝などに代表される関節の痛みは、切っても切れない悩みのタネなのだ。
■70歳を過ぎたら仕事で無理しない
とはいえ、仕事を続けるのなら、泣きは入れられない。効果的な対策はというと――。