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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

「サバ缶」とアンチエイジングに科学的な根拠はあるのか

公開日: 更新日:

 ただ、サバ缶を2~3週間も食べ続けると、肌がつやつやになるという人がいます。それが本当なら、サバのEPAやDHAによって皮膚の細胞膜が修繕されたと考えられるわけですし、皮膚でうまくいくなら、全身の細胞でも同じことが起こっている可能性があるわけです。ちょっと気になる人は、試しにしばらくサバ缶(サンマ缶でもイワシ缶でもオリーブオイルでも構いませんが)を食べ続けてみてはいかがでしょうか。肌だけでなく、足腰の動きがスムーズになるかもしれませんし、体調がよくなるかもしれません。

 サバ缶ブームはだいぶ下火になったので、値段も落ち着いてきています。それに、相手はしょせん、水煮か味噌煮。食べ過ぎない限り、体に悪いということはないでしょう。

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