漫画家が赤裸々に…男性のセックス依存症とは?対処法は?
依存症とは、特定の物質、行為、関係に耽溺し逸脱行動を繰り返し、社会的損失や身体的損失が生じているのに自分の意志の力でやめられない状態のこと。つまりセックス依存症とは、セックスにのめり込むあまり、性感染症、望まない妊娠、家族や友人ら周囲からの信頼を失う、経済的な損失が生じる状態だ。
なお、「男性でセックス依存症を公言している当事者は少ない」というのは、男性は性欲が強いから仕方ないと済まされることや、女性は望まない妊娠や性感染症に罹患して産婦人科などで露見しやすく、一方で男性は性感染症も放置しているケースが多く表面化しづらいことが一因。また、セックス依存症は、マスターベーションへの耽溺も含むため、童貞や処女も該当する。
「性依存症のひとつであるセックス依存症は、痴漢や盗撮などと違い“犯罪型”ではない。しかし、依存症であるからには自分ひとりでなんとかできる状態ではなく、進行性の病気であり、そのまま放置していれば孤立化が進み、その寂しさを埋めるためよりセックスに耽溺してしまう」
漫画の中では、「不倫や浮気で大きなトラブルに巻き込まれたことがある」「風俗通いなどの浪費で生活が困窮」「日常的に倒錯的なポルノを見て自慰をしてしまう」「初めて会った人や不特定多数と性的関係を結ぶ」「避妊しないセックスや面識がほとんどない人とのセックスにリスクやデメリットを考えない」などが、セックス依存症が疑われる人として挙げられている。