がん闘病中の大島康徳氏は高熱でもPCR陰性 原因は腫瘍熱か
厚労省は8日、新型コロナ感染が疑われる人の受診の目安を変更しました。「37・5度以上」という条件は削除されています。
新基準は2つ。①比較的軽い風邪症状がある②息苦しさ、強いだるさ、高熱など強い症状のいずれかがある。これらに該当すれば、すぐに「帰国者・接触者相談センター」に連絡を。①でなおかつ「高齢者」「糖尿病、心不全、呼吸器疾患あり」「人工透析」「免疫抑制剤や抗がん剤の使用」「妊婦」の条件が重なった場合も、すぐに電話するのが大切です。
大島さんが電話した3月は変更前で混乱していた時期ですが、今ならがん患者は症状があれば、遠慮なく連絡して早めに検査を受けられるはずです。
さらに検査の追い風がもうひとつあります。抗原検査のスタートです。抗原検査は、インフルエンザなどの診断に広く使われているもので、新型コロナ用のキットが13日付で薬事承認されました。これなら30分ほどで結果が分かるので、検査数はグンと伸びるでしょう。厚労省は今月中に感染者数が多い5都道府県を中心に全国に広げるとしています。