ホームや階段が怖い…岩義人さん語る「ナルコレプシー」の苦悩

公開日: 更新日:

 一番つらいのは「サボっている」とか「夜更かししてるんじゃないの?」と誤解されてしまうことです。もしも病気を理解してもらえない環境だったら本当に苦しいと思います。

 幸い、自分は周囲に恵まれて、病気がわかったことで改めて人の温かみを知ることができました。

 ルームシェアしている友人2人には「大変やったな」と迎え入れてもらいましたし、事務所も「これを個性として受け入れていこう」と、できる限りのフォローをしてくれています。

 ユーチューブを始めたのも、万が一寝てしまっても取り直しや編集ができて、自分のペースで発信できるという理由から、ルームメートが提案してくれたのです。今はそれに全力で取り組んで、機会があれば少しずつ俳優業もやっていけたらな、とは思っています。 病気になって変わったのは、とても「ビビリ」になったことです。いつどこで寝てしまうかわからないので、駅のホームや階段、横断歩道などが怖いのです。対処法もよくわかりません。ナルコレプシーを自覚してからまだ1年ですから、アドバイスがあれば欲しいくらいです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…