肌<下>習慣化したい「保湿」「冷却」「清潔」のポイント

公開日: 更新日:

③入浴で洗い過ぎない【清潔】

 何といっても毎日の「お風呂」が基本になる。しかし、入り方を間違うと逆に肌にダメージを与えるので注意しよう。

 まず長風呂は、肌の保湿・バリアー機能を担っている「皮脂」「セラミド」「天然保湿因子」が体から抜けていってしまうので、やってはいけない。熱い湯もいけない。入浴は38~40度くらいのぬるめのお湯で、漬かる時間は10分以内にする。

「入浴やシャワーは、短時間なら一日何回入ってもかまいません。しかし、せっけんを使って洗うのは一日1回にし、あとはお湯だけで洗ってください。それに硬いナイロンタオルで全身をゴシゴシこするのはいけません。3つの保湿物質がゴッソリ失われてしまいます。体を洗うのは肌に優しい『日本手ぬぐい』を使うのがいいでしょう」

 肌を清潔に保つのは、皮膚フローラのバランスを上手に保つこととほぼイコール。「回数多く洗い過ぎない」「こすらない」「洗浄剤を使い過ぎない」の3つがポイントだ。

【連載】病気を近づけない体のメンテナンス

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」