「ジェンダー・バイアス」を捨てたら女も男も自由になれる
最近、「ジェンダー・バイアス」という言葉をよく耳にします。その意味は、社会でつくられた男女の役割。たとえば男性は外で働き、女性は家事など、何となくそうあるべきと認識していることです。
ジェンダー・バイアスの縛りがなければ、男女ともにもっと伸び伸びと自由に生きられるのにな、と思います。男女間のセックスだって、そう。映画やドラマ、AVに出てくるセックスシーンの多くは男性がリードしており、それをお手本としたセックスがほとんどでしょう。コンドームや潤滑ゼリーの購入も男性。でも、男性だって、リードされたい人もいるし、たまには相手にコンドームやローションを用意してほしいと思う人がいて自然ではないでしょうか。
また、女性の中には、セックスに積極的になるのははしたないというバイアスがかかって、積極的になりたいけど、できない人もいるようです。
セックスで痛いときは、痛い女性が主体的に自分にあった素材のコンドームを選んだり、成分を吟味して潤滑ゼリーを買う方が、理にかなっています。痛くない側(一般的に男性)は、痛い側に聞かないと分からないので、痛みを感じている女性が主導的になった方がスムーズです。