白目の血管が切れて真っ赤に…深刻な病気でしょうか?

公開日: 更新日:

 鏡を見たら白目が赤く染まっていた――。痛みやかゆみといった自覚症状がなくても、白目の血管が切れていることがある。病気の可能性はあるのか。

 白目が急に真っ赤になる症状は、「結膜下出血」と呼ばれます。結膜下の小さい血管が破れて、白目部分が血で赤くなるのです。目の病気で起こるものには結膜炎があり、痛みや目やになどの症状を伴います。

 ウイルス性や細菌性など種類はさまざま。最近では新型コロナウイルスによる結膜炎も起こると考えられています。

 基礎疾患が原因で起こる場合もあります。高血圧で血圧が上がったタイミングや糖尿病による血管障害で血管が切れやすくなっているケースです。白血病の患者さんも出血しやすくなります。繰り返し白目が赤くなる場合は基礎疾患があるかもしれないため、内科の検査を受けることをおすすめします。

 また、過去に心筋梗塞脳梗塞を患って、血液をサラサラにする薬(抗血小板剤、抗凝固剤)を服用している人も、結膜下出血のリスクがあります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇