著者のコラム一覧
神崎浩孝医学博士、薬剤師

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

高血圧は薬を飲む前にまず生活習慣を見直すことが大切

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 前者は食事の塩分や運動といった生活を見直すことで改善できます。また血圧は数値を見ることができるので、改善目標を立てやすいという点も特徴です。年齢にもよりますが、140/90㎜Hg以上(家庭血圧では135/85㎜Hg以上)で高血圧となります。

 血圧を下げる治療薬はあるものの、高血圧の薬はいずれも一般薬局で買える薬ではなく、病院で処方してもらわなくてはならないので、治療には受診が必要となります。ですから、血圧が上記の値に近づいてきたときには、「まだ大丈夫」と考えるのではなく、早めに減塩など食生活や運動習慣を見直しましょう。

【連載】身近な病気の正しいクスリの使い方

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