考えれば考えるほど人のための行動を取れなくなるのはなぜ?
脳の活動は、日々の生活習慣などで活動する場所が変わり、そして活動する場所ほど大きく発達するといわれています。考える脳が大きくても、自分のことしか考えられなくなっているのであれば、宝の持ち腐れですよね。もし、自分が利己的だと自覚するなら、あまり損得を必要としないアクションを取ってみる。例えば、定期的にボランティア活動に参加すれば、脳の活動が偏らなくなっていくはずです。
「智に働けば角が立つ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だ とかくに、人の世は住みにくい」とは、夏目漱石の「草枕」の冒頭です。
“人の世は住みにくい”を“仕事は難しい”に変えても、さほど違和感がありません。仕事はチームプレーですよ。
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