解析の結果、第1波で検査陽性だった1万1068人のうち、72人が第2波でも陽性(再感染)と判定されました(10万人当たり1日5・4件)。他方で、第1波で検査陰性だった51万4271人のうち、第2波で陽性と判定された人は1万6819人でした(10万人当たり1日27・1件)。第2波における感染率は、第1波で感染しなかった人と比べて、感染していた人で80・5%低下していました。
再感染に対する防御率は約8割という結果ですが、この防御率は65歳以上の高齢者では47・1%にとどまりました。高齢者では、新型コロナウイルスに感染した人でもワクチンの積極的な接種が推奨されます。