体重1~2キロ増程度だから「まぁいいか」…は大きな間違い

公開日: 更新日:

運動をせず、テレワーク中心の生活が招く弊害は主に2つあります」

 1つは高血糖。食事で取った糖は体を動かすことで使われるが、テレワークでは座位の時間が長くなり、食後の高血糖が続きやすく、糖尿病になりやすくなる。

 もう1つは、膝の筋力の低下と新陳代謝の鈍化。膝関節周辺の筋力や柔軟性が低下して膝の軟骨の摩耗が早まり、痛みが生じやすくなる。ここに肥満が加わると、膝関節へ与えるダメージは大きくなり、将来的に変形性膝関節症のリスクが増す。

「『50代まで膝が持つかな』という人が、コロナで増えた印象です」

 今から運動習慣を身につけることが大事だ。

「まずはどの程度の量の運動をするか。WHOの運動のガイドラインは、中程度の有酸素運動を週150分、週5回なら、1回30分が目安です」

 運動習慣がない人に中野さんが勧めるのが、普段やっていることに何かひとつ足す方法。1駅分歩いている人は、ダラダラ歩かず速歩にする。普段から階段を使っている人は、1階分だけ駆け上がる。また、階段の1段飛ばしもいい。速歩を普段からやっているなら、速歩+ジョギングを。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」