「本当に怖かった」…元女子バレー日本代表・大友愛さん 9月に“めまい”との闘い4時間

公開日: 更新日:

 私は、大体のことは一人でなんでも乗り越えられるタイプで、症状が治まれば病院には行きません。夫から言われたくらいじゃたぶん行かなかったと思います。でも、今回は皆さんの後押しがあって、病院に行こうと思えました。フォロワーの皆さんには本当に感謝しています。

 翌日、耳鼻科に行って経緯を説明すると、病名を告げられ、症状が出たときに飲むめまい止めの薬と吐き気止めを処方してもらいました。2~3日服用したあとは、お守りのようにして今も毎日持ち歩いています。

 この病気は、平衡感覚をつかさどる三半規管の中に剥がれ落ちた耳石が入り込んで、それがリンパ液の中で浮遊することでめまいを引き起こす病気で、中高年の女性が多いそうです。思えば、子供を4人育てていて、年齢も40歳間近。ホルモンバランスも乱れてくる年頃です。疲れが取れにくくなってきたことは実感していました。ただ、多少自分がしんどくても頑張ればできちゃうし、やってしまうんですよね。スポーツをやってきて体力がありますし、忍耐力や根性も普通の人より鍛えてきたという自負があって強がってきました。けれど、体は正直でした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇