コロナワクチン接種で「不正出血」が起こる? 専門家に聞いた
ほとんどの不正出血は、1カ月ほどで自然に治る。また、ワクチンの成分は卵巣に蓄積することはなく、不正出血や月経異常で不妊症のリスクは上がらない。だから、「関係が不明」の現時点で、ワクチン接種後の不正出血を過度に心配する必要はない。ただし、ワクチン接種後、次のようなことがあったら注意だ。
【不正出血の量が多い】
「生理2日目のような出血量が2、3日続いている場合や、レバーのような血の塊が何個も出る場合は、貧血を起こしてしまうかもしれないので、近くの婦人科や内科を受診してください」
【生理が止まった】
生理が3カ月間以上来なくなったら、婦人科で女性ホルモンの状態や卵巣の状態を確認すべき。
「過度なダイエットやストレス、運動のしすぎが関係しているかもしれません」
【不正出血を何度も起こしている】
「ワクチンとは関係なく、病気が隠れている疑いがあります」