オミクロン株感染体験記「5~6日間熱が続き、鼻水とだるさが継続」
とはいえ、ワクチンの供給量の問題や、接種会場、打ち手の看護師確保などの問題があり、接種の前倒しがスムーズにいくとは限らない。
また、64歳以下の一般の人は、現段階では3回目接種が本格化するのは3月からの見通しだ。「感染しても軽症」といわれるオミクロン株でも、3回目接種済みのシェリー氏らと同程度の症状で済むかどうかは何とも言えない。今まで以上のコロナ対策が必須だ。
「ニューヨークでは、オミクロン株の流行前、感染者数が減っていたときは、かなり気が緩んでいましたね。屋内でのマスク着用、帰宅後の手洗い、まめな消毒などはみな心掛けていたとはいえ、地下鉄内でマスクをしていない人や、パーティーでマスクを外す人が結構いました。オミクロン株がはやり始めてからは、屋外でもマスクをする人が増えましたが(屋外ではマスク着用は不要となっている)」
年が明けた今、ニューヨークの感染者数は台形のてっぺんに達しつつある様子とのこと。CDC(アメリカ疾病対策センター)は陽性反応または症状が出てからの隔離期間を、これまでの10日間から5日間に短縮し、職場に戻る際には検査不要とのガイドラインに変更しているという。