乳幼児の昼寝を見守る「CCSセンサー」うつぶせ寝を検知する
CCSセンサーで得られた子供たちの午睡状態は、施設内のタブレットやパソコンで一括管理できる。クラス単位での管理も可能だ。寝ているときの体の向きは、あおむけ、うつぶせ、右向き、左向きの4方向で表示され、うつぶせになるとアラームが鳴る。これらのデータは、時系列で午睡チェックシートに自動で記録される。
発熱予測とは、発熱などの体調不良を起こす前日に保育士の端末にアラートとして表示する機能になる。
「CCSセンサーは、個々の子供専用のものですので、日々の体温推移がデータとして蓄積されます。そして異常な推移が検知された場合、体調不良が起こる可能性があることを事前に知らせてくれるのです。発熱予測の精度は92%です」
CCSセンサーは現在、全国約120施設で2500個以上が導入されているという。