「リカバリーウエア」はなぜ疲れが取れるのか 7割が効果実感

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの感染拡大による在宅ワークや巣ごもり消費が追い風となり、「リカバリーウエア」の売れ行きが好調だ。

「着るだけ」で疲労回復や安眠を促すことから、10年ほど前から疲労度の高いアスリートの間で広まり、いまでは一般層へと利用者が拡大している。

 機能性パジャマの製造・販売を手がける「HLコーポレーション」(東京都中央区)は、「リフランス」のブランド名で「パジャマ」「ルームウエア」「アイマスク」「ネックウオーマー」などを2019年から販売。昨年の上半期の売上高は、前年同期比2.4倍に伸びている。

 リフランスは、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に届け出が受理された「一般医療機器」(理学診療用器具の区分)。

 どんな仕組みで疲労回復を促すのか。同社・営業部の友部崇氏が言う。「リフランスは、シリカやトルマリンなど数種類の天然鉱石の混合体『プラウシオン』をコーティングした特殊な繊維や生地を使っているのが特徴です。鉱石が発する遠赤外線が、自律神経の中でもリラックス状態に働く副交感神経に作用し、筋肉の緊張をほぐし、血流を促し、疲労回復や安眠へと導くのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…