厚労省が救済を認定 コロナワクチン接種後死亡30人とはどんな人たちなのか
今回分を含めてこれまで認められた死亡一時金と葬祭料30人の性別は男性16人、女性14人。最年少は26歳女性、最高齢は96歳女性。平均年齢は74.8歳だった。
審査会ごとの認定数を見ると、第150回(2022年7月25日開催)1人、第151回(同9月9日)2人、第152回(同10月17日)1人、第153回(同11月7日)6人、第154回(同12月12日)5人、第155回(23年1月12日)5人、第156回(同2月10日)10人。第153回から明らかに認定人数が増えている。これは、昨年11月2日の衆院厚労委員会で加藤厚労大臣が新型コロナワクチン接種の健康被害申請が急増していることについて「審査の迅速化が必要」との認識を示したことに関連しているのだろう。
■基礎疾患なしは26歳女性を含め5人
死因は突然死5人、くも膜下出血5人、脳出血(脳幹、小脳出血含む)4人、脳梗塞(脳幹梗塞・小脳梗塞など含む)3人、心筋梗塞2人、急性心不全2人、うっ血性心不全1人、急性冠症候群1人、急性循環不全2人、出血性ショック1人、胸腹部大動脈解離1人、喉頭浮腫1人、脳静脈洞血栓症1人など。