9人に1人が乳がんを罹患 10年生存率をほぼ100%を可能にするポイント

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「患者さんの大半が40歳以上で発症しています。ただ、20~30代でも患者さんはいますし、最近の印象では発症年齢が徐々に若くなってきている。『40代以上は受けましょう。それ以下は受けなくていい』ではなく、『何歳からでも受けるべき』と考えています」

 乳がん検診を受けなくても触診で……。そう考えている人もいるかもしれない。

「無症状の乳がんは、触診ではわかりません。早期発見には、画像検査が非常に重要です」

■マンモグラフィーだけでは不十分

 乳がん検診で行われる画像検査は、まずマンモグラフィー(以下、マンモ)。乳房専用のX線検査で、左右の乳房をアクリルの板で片方ずつ挟んで撮影する。

 次に、超音波(エコー)。乳房にゼリーを塗り、プローブという器具を当てて、反射波を画像化する。

「国が住民検診として実施している乳がん検診はほぼマンモだけ。しかし、マンモには強みがある半面、弱みもあり、マンモだけでは不十分。超音波との組み合わせが望ましい」

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