著者のコラム一覧
王瑞霞医学博士、中医師、鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。中国山東中医薬大学卒業。中国北京中医薬大学大学院修了。日本大学医学部医学博士。鍼灸師、登録販売士。

漢方薬の間違った服用方法…飲み合わせ、量、タイミング

公開日: 更新日:

 よくあるのが、間違った飲み合わせです。本来は白湯で服用するところを、お茶やジュースなどで飲む。健康食品やハーブ、西洋薬を一緒に飲む。

 いずれも、お互いの成分が反応し合うリスクがあるため、漢方薬の本来の効果が発揮できなかったり、不良反応や副作用を引き起こしたりする恐れがあります。もしすでに服用している薬がある場合は、漢方薬と一緒に飲んでも基本的に問題がないか、薬剤師に必ず相談をしてください。

 飲むタイミングも、間違いが多い。食前(食事30分~1時間前)、食間(食後2時間)、空腹時と、どのタイミングがいいのか。事前に確認をしましょう。

 一度に飲む量を間違って飲む、というものもあります。例えば、飲み忘れたので1回で2回分の量を飲んだり、効き目が弱いからと自己判断で飲む量を増やしたりする。不良反応や副作用のリスクの心配が出てきます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇