新しい心筋症「TGCV」は診断技術の進歩により明らかになった
一部では、希少疾患に対して患者さん1人当たりの単価が非常に高額になる薬を開発しようとする傾向があるのもたしかで、そうしたところに医療費がつぎ込まれることを問題視する声があるのも事実です。しかし、TGCVのように、診断技術の進歩によって新たな疾患や病態が明らかになることは、患者さんにとっても医療の進化にとっても、大きな一歩なのは間違いありません。
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