検査入院の夜、突然、天井のスピーカーからコール音が響いた
しばらくして、看護長さんが挨拶に来られ、その後、担当の看護師さんが来ました。体調を聞かれ、血圧、脈、体温を測定し、採血をしていかれました。それから、入院時の心電図と胸部X線写真を撮るため、それぞれの検査室に向かいます。心電図検査は外来患者と一緒だったため結構長く待たされ、「ガウンを着てくればよかった」と思いました。それでも、午前中には終わりました。 昼食は、麦ごはん、魚、おひたし、吸い物、そしてお茶です。
■担当医がなかなか来ない
午後は、担当医が来るのを待ちます。きっと、先ほどの採血検査などの結果を見てから、明日の検査の説明に来るのだと思っていました。しかし、担当医は忙しく働かれているのでしょうか、なかなか来ません。ベッドに横になってひたすら待ちます。看護師さんは両鼠径部の毛を剃りにきました。手首からの検査予定でも、いざとなった時に鼠径部の血管を使って処置をするかもしれないことからの準備です。
しばらくすると、担当医が病室にやって来て、明日の検査の予定について簡単な説明がありました。さらに、左手首の動脈が触れるのを確認し、マジックでそこに印をつけました。