介護はもう無理だと思う…87歳の夫を看る85歳の妻の告白
先月のある夜、夫がトイレの前で倒れているのを見つけ、呼び声に反応するのですぐに救急車を呼び、いつも通っている総合病院に運んでもらいました。当直の医師から「頭のCT検査では以前と変わらない」と説明されました。しかし、もっと調べてもらったところ、心筋梗塞でした。夜中の2時ごろになって、心臓カテーテル検査と治療を行い、集中治療室に入院しました。
4日後、看護師さんから電話があり、代わって出た夫から「ありがとう」と言葉をかけられました。ああ、意識が戻って話せるようになったんだなと思いました。担当医は病状を息子に説明してくれていて、私は息子から話を聞いています。
さらに数日後、息子が医師から聞いた説明では、「心臓へのカテーテルで電気刺激をしていて、刺激しないでいると心電図では止まることがある」とのことでした。また、下肢にはひどいむくみがあり、腎臓の機能も悪くなっているといいます。
■施設に入るにはお金がかかる
医師はペースメーカーを入れるかどうかを息子と相談しているようでした。ペースメーカーを付けると心臓は動き続けるらしいのです。また、ペースメーカーが入って、状態が落ち着いたら、この病院を退院しなければならないようです。そうなれば、転院か、老人施設か、自宅に帰るかになると思います。もし、療養型の病院が空いていれば、そこに移れるようならそのようにしたいと思っていました。