「正月の眼精疲労」には5つの原因がある…あなたはどのタイプ?
「ほかに④目の病気が原因となるもので、ピントの力で見にくさを克服しようとして起きる『症候性眼精疲労』、⑤自律神経の働きの乱れが原因で目が疲れる『神経性眼精疲労』があります」
これらの眼精疲労には、①近視や遠視、老眼、仮性近視といった屈折異常、②外斜視、内斜視、輻輳不全など眼球の向きのずれ、③近視や遠視などにより左右の視力が異なる不同視、両目の視線がずれた複視、加齢黄斑変性、黄斑浮腫など、④白内障、緑内障、ドライアイなどといった目の病気が潜んでいる可能性があるという。
「なかなか目の疲れが改善しない、という場合は正月明けに眼科で診てもらうとよいでしょう。また、眼精疲労の原因が合わない眼鏡にある場合もあります。街中の眼鏡店で視力の測定や眼鏡のフィッティングなどを確かめてもらうのもいいかもしれません」
正月から目のトラブルなんて、なんて不幸なんだと思うかもしれない。しかし、長い目でみれば、早く目の不具合を見つけられ、対処できるのは幸運というもの。長く使う目だからこそこのチャンスを大事にしよう。