腰痛に至らないまでも長年違和感を抱え、ある時急激に症状悪化

公開日: 更新日:

「5年ぐらい前に近くの整形外科で脊柱管狭窄症と診断されたんです」とは、72歳の男性。

 当時の病院では手術をするほどでもないとの診断で、血行を良くしてしびれや痛みを改善する薬と湿布薬が処方されたそうです。その時は半年ほどで痛みが軽減。ところが2年前、ゴルフをしたら、その夜に腰からお尻にかけて急に痛みが出てきて、病院で診てもらったら脊柱管狭窄症が悪化していると言われたとのこと。

「それからどうも調子が良くない。座ったり立ち上がる時に鈍く痛むんです。太ももやふくらはぎにはしびれる感じがあります。つい先日はとうとう、立ち上がろうとしたら尿が漏れそうな感覚に襲われ、残尿感も出始めました」

 男性は腰を患う以前にも左膝の半月板の手術を受けていたということで、その膝の状態も長年にわたって、腰痛悪化になんらかの影響を与えていたのかもしれません。腰痛に至らないまでも長年なんらかの違和感を抱えていて、年を重ねた末に突然はっきりとした腰痛を発症するという方は少なくありません。しかもその原因は複合的なのです。

■関連キーワード

最新の健康記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

  2. 2
    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

  3. 3
    焦る小池知事は都知事選「公務優先」もマユツバ…連日のしたたか演出で組織固めに没頭中

    焦る小池知事は都知事選「公務優先」もマユツバ…連日のしたたか演出で組織固めに没頭中

  4. 4
    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

    ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が

  5. 5
    どうするドジャース? 佐々木朗希の獲得に暗雲…他29球団は怒り心頭、さらに膨らむ恨み憎しみ

    どうするドジャース? 佐々木朗希の獲得に暗雲…他29球団は怒り心頭、さらに膨らむ恨み憎しみ

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  4. 9
    杉咲花「アンメット」大絶賛 次期フジ月10杉野遥亮「マウンテンドクター」への期待と不安要素

    杉咲花「アンメット」大絶賛 次期フジ月10杉野遥亮「マウンテンドクター」への期待と不安要素

  5. 10
    佐々木希、三田寛子…我慢したのは“サレ妻”だけでない!太川陽介、立川志らく“シタ妻”を許した男の矜持

    佐々木希、三田寛子…我慢したのは“サレ妻”だけでない!太川陽介、立川志らく“シタ妻”を許した男の矜持