心肺停止となったとき蘇生処置を行うかどうか…患者の意思を優先
患者さんが「蘇生処置は絶対に受けたくない」ということであれば、その意思を確実なものにするため、意思表示がしっかりできる間に、口頭ではなく書面による同意書にサインをしていただく場合もあります。
いずれにしても高齢化人口の増加に伴い、今後とも在宅医療においての対処の仕方に多様性が求められることが予想されます。そのため、ACPの重要性はますます高まっていくと考えられます。
今後とも患者さんやご家族とのコミュニケーションを丁寧に取り、生き方や、患者さんにとって理想の人生を支える診療となるように、いっそう心がけていきたいと考えるのです。