大人にも増えている「重症喘息」の切り札となる治療薬

公開日: 更新日:

 生物学的製剤の治療で患者を悩ませるのが、なんといっても高額な治療費だ。

「生物学的製剤は種類によって、月1~2回または2カ月に1回の注射が必要で、費用は保険3割で月数万~約10万円と非常に高額です。投与間隔を延ばすことはできても、過去の論文では治療を中止した場合、約半数は再発したと報告されています」

 高額療養費制度の利用のほかに、加入している保険組合によっては、一定額を超えた医療費を払い戻す付加給付金制度が設けられているケースも少なくない。

「治る可能性がある子供の喘息と違って、成人喘息では長期間の治療が必要になります。生物学的製剤を開始される際は、自分の状況に合った制度を利用しながら治療するといいでしょう」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「転職者は急増」なのに「人材派遣会社は倒産」が増えているワケ

  2. 2

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  3. 3

    驚きの品揃え! ダイソーでほぼすべて揃う「防災グッズ」の実力は?

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    長嶋一茂はこんなにも身だしなみを意識している? VIOはもちろんアンチエイジングも

  2. 7

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  3. 8

    大関・大の里3度目優勝で期待される「大豊」時代の幕開け…八角理事長も横綱昇進に期待隠さず

  4. 9

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 10

    国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ