小池知事は焦るとムキに…都知事選で「失言ループ」に突入 不安的中の陣営は戦々恐々
「変なスイッチが入ってしまった」
「この発言は明らかに不用意だった」と嘆くのは前出の小池陣営関係者だ。こう続ける。
「追及を受けすぎて、知事は変なスイッチが入ってしまったようだ。批判されて、つい反論したくなったのだろうが、一部の都民を『排除』するような発言と受け止められかねない。非常に危険だ。事前の準備が不足しているのではないか」
完全に“失言ループ”に突入した感のある小池氏。今後も、問題発言を連発させるのではないか。
「知事は『強い女』であるかのように報じられているが、意外とメンタルは弱い。批判され追い詰められると、『誰かが私を陥れようとしている』などと突拍子もない言動に出ることもしばしば。告示後初めて街宣を行った八丈島では、フリージャーナリストに『萩生田百合子と呼ばれるのが嫌なのか』と問われると、『つばさの党の人?』と吐き捨てて立ち去っていた。裏金づくりに手を染めていた自民党の萩生田都連会長と水面下で握っていることを浮き彫りにされると困る。だから、頭にきて余計な一言が出てしまったのだろう」(都庁OB)
一度、突入した“失言ループ”はそう簡単には終わらない。
陣営は「二度と知事を討論に出してはいけない」というムードになっているが、出てこなければ「逃げた」と受け止められる。