小池都知事「公選法違反」の可能性を郷原信郎弁護士が指摘…公務員の地位利用し定例会見で選挙運動
「ゲリラじゃないですけど、正当の選挙戦だと思います」「昨日で申し上げると、各地、区部を回らせていただきました。いや、とても反応は良かったことを実感いたしました。新橋の仕事を終えたビジネスマンに向かっても訴えて、クールビズなどはまさに楽で、実感していただいているのかなと言ったら、『そうだ』という声が返ってきたり」
「あとそうですね、やはり子育て中の方々については、非常に子育てと教育でお金がかからない東京というのは非常に伝わっているなということを感じました。これからも色々と私の場合、その街頭演説等も、場所とかですね、車の位置付け等々、やはり何かとこの安倍さんとか、前回のつばさ(の党)とかですね、正直、具体的に言ってしまいましたけれど、色々制約が出てきて非常に限られてくるわけでございますけれども、逆にその街頭演説も行いますけれども、非常に街を全体見まして、また、様々な反応を実感をして、よりこれからもそういった形で、都民の皆さんの中に入っていこうというふうに考えております」
郷原氏が改めてこう言う。
「小池知事は定例会見という公の場で自身の選挙運動について語っている。会見は知事公務であり、これを選挙運動に利用している。これらの言動は、自身の地位を利用した公職選挙法(136条の2)に違反する可能性が高いだろう」