高市早苗氏の「進次郎つぶし」が始まった! 夫婦別姓、解雇規制…掲げた政策に次々「反対」
進次郎氏が掲げた「選択的夫婦別姓の制度化」について、「少し正しく皆さまに知識を持ってもらいたい」と述べ、「選択的夫婦別氏制度を実現するという候補予定者に『(旧姓で)不動産登記ができない』と答えた人がいたが、4月から不動産登記は旧姓でできる」と切り捨てた。進次郎氏は6日に出馬会見した時「旧姓では不動産登記できない」と語っていた。
さらに、進次郎氏が掲げる解雇規制の緩和についても「反対だ」と明言し、「G7各国と比較しても、日本の規制はきつくない」と反論してみせた。
■進次郎氏を引きずり降ろさない限り勝機なし
どうやら高市陣営は、“本命視”されている進次郎氏を標的と定めたらしい。実際、進次郎氏を引きずり降ろさない限り、高市氏に勝機はない。
「候補者が乱立するため、1回目の投票では誰も過半数を奪えず、上位2人による決選投票になりそうです。1回目の投票でカギを握るのが、党員票です。党員・党友を対象にした日本テレビの支持率調査では、トップは28%の石破茂、2位は18%の進次郎、3位は17%の高市さんでした。高市さんは、政策論争になれば進次郎に負けない、と自信をもっているようです。政策論争に持ち込めば、力量の差を見せつけられ、党員の支持を増やせると考えているのでしょう。討論会でも進次郎をターゲットにするつもりでしょう」(政界関係者)