中国深圳市の日本人男児刺殺に広がる衝撃…岸田首相の「日中ハイレベル人的・文化交流対話」はどうなった?

公開日: 更新日:

 今さら「たら、れば」の話をしても仕方がないとはいえ、岸田首相が「外交のキシダ」と胸を張るのであれば、少なくとも6月の事件が起きた段階で、まさに日中ハイレベル対話に基づき、中国側に日本人学校の警備強化などを含めた再発防止策を強く訴えても良かったのではないか。

 総裁選の出馬会見で「難問から逃げず国民の皆様と新たな日本を築いていきたい」と訴えた上川氏にもまた、難問から逃げない対応を国民は求めている。

  ◇  ◇  ◇

「外交のキシダ」を標榜していた岸田首相。●関連記事『【もっと読む】では<首相官邸X「外交のキシダ」アピールに逆効果の目…裏金、円安、能登半島を放置→批判・皮肉交じりの評価も>』『【さらに読む】では<岸田首相の外遊に《行くなら自腹で》と揶揄皮肉…外交のキシダで浮上? 否、国民の怒りは最高潮>』など岸田外交を取り上げている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…