国立「鳩の湯」サウナは92度、湿度25~35% ため息が出る心地よさに大満足デス
外気浴スペースには風流な石庭が
ヒーター前に奇麗にマットが敷かれた白木造りストレート2段ベンチは定員5人。上段に空席を見つけ、どっこいしょ。満席だと、6人まで浴室で待つシステムっス。ヒーターに設置された特殊な蒸発皿の水がグツグツ、ボコボコと激しい音を立てて蒸気を送り出す。「私もサウナ大好きなので、オーバーフローにセッティングしてあります」と髙張さん。
室内の湿度は25~35%に保たれ、ため息が出るほど心地よく、先客も皆、黙浴に徹していて気持ちよさそうに汗を流している。芳ばしい香りと真綿のホットベールに包まれる中、3分ほどで汗がたら~り、5分で全身が玉汗状態になり、7分で汗ダラッダラ。でも、まだまだイケまっせー。
小さなリスのフィギュアが3匹隠れているのを捜しながら、12分計1周完走。充実した気分で退室して、レインシャワーで汗を流す。チラーで17度の水風呂にザブンすっと、マイルドなバイブラで火照りをとる。
3セットともたっぷり12分堪能し、外気浴スペースに移動。灯籠のあかりと間接照明で薄暗い中、風流な石庭を囲むように椅子やベンチが配置されている。ダクトから送り込まれる涼しい風に癒やされながらととのった。マジで大満足デス。
着衣後、フロントで髙張さんに中生ビール510円をサーバーで注いでいただき、休憩ルームの椅子に座りグビッグビッ。くぅ~、笑っちゃうほどウミャイ。めっちゃオススメです!
(イラスト・文=太田由紀)
■「鳩の湯」
(住)東京都国立市東2-8-19
(℡)042・572・0918
(営)13~23時
(休)月