連休中日は石破自民に不利のはずだが、明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう指摘する。
「自民から若年層の支持を奪っているのが、国民民主です。『103万円の壁』引き上げが若者に響き、直近の世論調査では20代、30代の支持率が全政党でトップに立った結果もある。多くの若者が3連休を満喫すれば、中日の投開票は国民民主にとって圧倒的に不利。国民民主の躍進潰しの効果はありそうです」
石破首相は「党内野党」の頃は民主政治の王道を歩む雰囲気だったが、有権者の投票を遠ざける歪んだ選挙日程をのむのか。本紙も通常なら3連休最後の月曜は休刊日。選挙翌日の稼ぎ時を奪われたら、いい迷惑である。