「24勝は誰でもできる」マー君を“口撃”したダルの腹の中
■46億円と100億円
「日本ではともに剛腕、本格派というくくりで評価されるが、ダルビッシュは『自分は真ん中めがけてドンですから』と言い、田中を『コントロールをしっかり良くして打ち取るタイプ』とも言っていた。今年の日本シリーズで巨人のロペスを三振に打ち取り、派手なガッツポースをやってひともんちゃくあったことにも触れて、『(あれはメジャーでは)絶対にダメなんで。メジャーは(在籍年数によって)選手の地位が決まって、2年目のボクはまだ子供としかみなされない』とクギを刺してもいた。ダルビッシュ本人もガッツポーズやマウンド上での態度が問題視されているんですがね。弟分の田中が自分のいなくなった日本でとんでもない成績を残し、ポスティングでは入札金が100億円に達すると米メディアに報じられている。入札金が46億円超だった当時の自分より、メジャーでの評価は高い。そういう現状に複雑な思いを抱いているんじゃないかと思う」(球界関係者)
実際、ダルは「マー君のポスティングのカネとか上がってるけど、ボクの時はムリだったですから。松坂さんが手術して、黒田さんしか活躍していなかったですから」と言っていた。