珍プレー続出 「統一球問題」より深刻なプロ野球の「技術低下」

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「今季も本当にプロなのかと思う選手、プレーが多い。ストライクが入らない楽天の新人もひどかったですが、26日のDeNA戦にも呆れましたね」

 こう語るのは、東京農大客員教授でプロ野球ファンの松野弘氏だ。

 26日のDeNA―阪神戦では、バント処理した山口が一塁へ送球。ベースカバーに入っていた宮崎は二塁へ投げるものだと思いボールから目を離し、山口が投げたボールはファウルゾーンを転々とし走者は生還。草野球でも見られない珍プレーだった。

 23日の西武戦に先発した楽天ルーキーの松井裕樹は初回、ストライクが入らず5四球で先制を許すと、結局5回5安打8四球5失点。即座に二軍落ちとなった。

「最近は平凡なゴロが捕れない、ベースカバーを忘れる、外野手の捕球や中継プレーも雑。打者はバントができない、ワンバウンドのようなクソボールを空振りする。投手はここぞという時にストライクが入らず、フィールディングのうまい者もめっきり減った。開幕直後、阪神西岡が福留と打球を追って激突し大ケガをしたプレーも草野球みたい。日頃から声を出し合ったり、捕球ラインを確認していれば防げたアクシデントです」(前出の松野氏)

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