選手たちへの影響は? 「一時休養」楽天・星野監督の病状

公開日: 更新日:

「シーズン前から痛めていた腰が悪化した。歩行困難な状態。まずは監督の状態が良くなることが先。次の巨人戦は難しいと思う」
 26日のヤクルト戦の試合前、楽天の立花球団社長が星野監督(67)の一時休養を発表した。

 もともと座骨神経痛の持病がある星野監督はこの日、病院で診察を受けた後に、チームとともに神宮球場入り。だが、歩みは遅く、いかにもつらそうな表情だった。社長と話し合い、佐藤義則投手コーチを監督代行とし、選手、首脳陣に休養することを伝えて球場を後にした。

「星野監督は楽天監督に就任した11年当初から腰の状態がよくなかった。キャンプでは記者の肩を借りて歩くこともあり、石川遼と共演したゴルフ番組の収録の際は、座薬を入れて臨んだほど。高血圧に糖尿、不整脈の持病もあって、かねて体調面の不安を心配されていました」(地元マスコミ関係者)

■荒れる闘将にチーム萎縮

 阪神監督時代の03年にはその高血圧糖尿病などを理由に、日本シリーズ直前に勇退することを発表した。あれから11年が経ち、闘将も古希が近づいた。今回の休養は即退団につながるものではないとはいえ、一部の報道陣の間では、「日本一になった昨年オフに新たに3年契約を結んだものの、体力的にそれを満了できるかは微妙じゃないか」なんて声も出ているのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…