日ハム大谷連続弾! 現実味帯びる「中田超え」と「ダブル10」
日本ハム・大谷翔平(20)が29日のロッテ戦で、2試合連続アーチを放った。初回2死二塁で迎えた第1打席。カウント3-1からの直球を捉え、打球を左翼最前列に突き刺した。大谷は「ちょっと詰まった当たりで左飛かと思いましたが、スタンドまで届きました」とコメントした。
すでに投手として10勝をマーク。打者ではこの一発で8本塁打。前人未到の「ダブル10」が現実味を帯びてきた。この大谷の活躍に目を丸くしていると思われるのがチームの主砲・中田だ。
大谷の打撃には、「アイツは二つ(二刀流)やってるから凄いけど、打者だけなら普通」と、スラッガーとしての格の違いを強調するが、自身は高校通算87本塁打を引っさげてプロ入りした1年目は本塁打「ゼロ」。2年目も9本にとどまった。大谷は2年目の今季、二刀流を続けながら中田の2年目本塁打数に並ぼうとしている。