初先発初勝利 広島ドラ2“雑草”横山にまだまだ伸びしろ

公開日: 更新日:

「苦しい時もスタンドを見て力をもらっています。また応援してください!」

 ファン心をくすぐるヒーローインタビューに、名古屋の赤ヘル応援団が沸きに沸いた。

 広島のドラ2ルーキー、横山弘樹(24)が、プロ初登板、初勝利。中日打線を八回途中3失点に抑え、堂々のデビュー戦を飾った。

 昨秋、NTT東日本からドラフト2位で入団。即戦力右腕としてキャンプから緒方監督を期待させたが、決して野球エリートではない。むしろ、雌伏の時が長かった。

 あるスカウトが言う。

ソフトバンクの武田は宮崎日大高校の2学年後輩です。向こうは高卒でプロ入りし、今やエース格。一方、当時の横山はまったくの無名でした。芽が出始めたのは桐蔭横浜大に進学してからだが、それでもエースの小野(現富士重工)に次ぐ2番手扱いでしたね。ドラフトのリストには載るか載らないか、ギリギリの選手。仮に指名しても、最下位に近い順位だったのではないか」

 横山が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露

  2. 2

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  3. 3

    東野幸治とハライチが春の番組改編で大ピンチ…松本人志、中居正広のスキャンダルでトバッチリ

  4. 4

    元兵庫県議の死をめぐり虚偽情報拡散…立花孝志氏は名誉毀損で立件なるか?若狭勝弁護士が見解

  5. 5

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  1. 6

    綱とり出直しの琴桜に必要な「脱・頭でっかち」…初場所の足を引っ張ったのは考えすぎる悪い癖

  2. 7

    TBS「報道特集」が検証…立花孝志氏が流したデマと恫喝の実態

  3. 8

    文春訂正で中居正広ファン分裂! 「本人は無罪」vs「悪質性が強まった」で大激論

  4. 9

    中居正広トラブルへの関与を改めて否定も…フジテレビ“当該社員”に「緊急異動」発令で社員ザワめく

  5. 10

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋