清原逮捕や野球賭博でプロ野球「スカウト」はこう変わる
プロの現場では、高木京の賭博発覚によって各球団で調査を行い、高校野球賭博など賭け事をしていた選手については、トレード候補にするだけでなく、オフに戦力外通告をする際にも「優先順位」が上がるともいわれている。
「創価大の田中正義(4年)が最大の目玉になっている今年のドラフト上位候補の中に、素行に疑問符がつく選手がいる。地元では不良だったと評判で、親も暴力団に片足を突っ込んだ仕事をしていたらしい。球団によっては、回避するところも出てくるかもしれない。かつては『親の職業は関係ない、あくまで実力で評価する』という球団もあり、実際にその筋の父親を持つ選手もいたが、そういうわけにもいかなくなってきた」(アマ球界関係者)
一般社会ではコンプライアンス重視の風潮が加速している。プロ野球界もその流れを無視できない。