貧打巨人V逸の戦犯に…村田HCは今年こそ“男気退任”必至
広島の優勝マジックが「3」となり、巨人のV逸は目前だ。6日の阪神戦に勝利し、連敗を4で止めたとはいえ、広島のマジック点灯後は2勝8敗の体たらく。この日は主将で打率トップを走る坂本が4日に左ヒザに自打球を当てた影響で欠場した。久しぶりに勝っても、どうにもピリッとしない。高橋由伸監督(41)は「結果が全て。勝つことが全てですから、こうしてひとつ勝ったことで流れが変わってくれたら」と淡々と話した。
就任1年目の高橋監督の立場は安泰だが、昨季も2位でV逸しているだけに、責任を追及する声は当然上がる。チーム関係者がこう言う。
「V逸でも一、二、三軍のコーチ人事は思ったより無風ともっぱらなんです。高橋監督の目指す野球は、今のコーチ陣が把握している。といっても、広島にこんなにぶっちぎられた責任は誰かが取らないといけない。ここ何年か貧打、貧打といわれてきた。新体制になった昨秋のキャンプから、あの手この手を打ってきたのに、今季もリーグ最下位の453得点と改善されなかった。となると、責任は昨年まで主に打撃を指導し、男気あふれる性格の村田真ヘッドコーチが取りそうです」