楽天・松井裕が語った パ首位16Sの陰にWBCでの“気づき”
松井裕が昨年まで続けてきたルーティンは、「ブルペンで最初に投げるのはストレート2球」「次はスライダー」「その次はチェンジアップ」「その次はカットボールで最後にストレート2球」と細かい。「コンタクト(レンズ)を入れるタイミング」や「スパイクを磨き始めるイニング」まで決めていたが、今は「グラウンドに入るとき左足で白線をまたぐ」だけだ。
毎日、これだけのルーティンをこなすだけで負担だし、ひとつでもおろそかにすれば不安になる。WBCのおかげで、そんな呪縛から解放されたことが好結果を生んでいるようなのだ。