地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

公開日: 更新日:

 こう話すのは、金足農の運動部全体の後援会会長で、「金農甲子園出場支援協議会会長」を務める佐々木吉秋氏だ。

■1口2000円の追加募集

 この「協議会」は、同窓会、父母会、野球部OB会、後援会などが一堂に会し、甲子園出場のための賛助金(寄付金)を集めているのだが、去る17日にはOB会のホームページ上に、

「勝ち進むことで、控え選手や吹奏楽の応援団の宿泊費用が必要となり当初の寄付金の予算を大幅に超える可能性が出てきてしまいました。皆様のご協力をどうぞ宜しくお願い致します」

 と、賛助金の追加支援をお願いする案内を掲示した。

 1口2000円で、銀行やJAバンクが振込先となっており、これを後押しするように地元紙にも掲載された。前出の佐々木会長が言う。

「当初、賛助金の目標を5000万円に設定しました。11年前に出場した際も同じ目標を立て、同程度の金額が集まりました。ただ、今回はもうひと頑張りしないといけない、というのが正直なところです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…