戦力外通告がスタート “再生工場”BC富山にクビ投手殺到か

公開日: 更新日:

 球種の少ない選手には指揮官の「伝家の宝刀」スライダーを直伝。昨オフに巨人をクビになった乾真大(29)には、日本ハム時代にも経験のなかった先発で起用し、投球の幅を広げた。その乾はDeNAの目に留まり、先日、非公開の入団テストを受験。14年オフにDeNAから戦力外通告を受け、今年から富山に入団した左腕の古村徹(24)も同じテストに参加した。DeNAは再獲得を検討しているという。

 ドラフト候補も着々と育成している。聖光学院から入団したルーキー湯浅京己(19)は、高校時代に135キロ程度だった球速が富山加入後、最速150キロにまで上昇。NPBスカウトの評価も急上昇している。

 投手再生工場になりつつある富山。クビになった選手たちが富山に殺到するかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…