戦力外通告がスタート “再生工場”BC富山にクビ投手殺到か
球種の少ない選手には指揮官の「伝家の宝刀」スライダーを直伝。昨オフに巨人をクビになった乾真大(29)には、日本ハム時代にも経験のなかった先発で起用し、投球の幅を広げた。その乾はDeNAの目に留まり、先日、非公開の入団テストを受験。14年オフにDeNAから戦力外通告を受け、今年から富山に入団した左腕の古村徹(24)も同じテストに参加した。DeNAは再獲得を検討しているという。
ドラフト候補も着々と育成している。聖光学院から入団したルーキー湯浅京己(19)は、高校時代に135キロ程度だった球速が富山加入後、最速150キロにまで上昇。NPBスカウトの評価も急上昇している。
投手再生工場になりつつある富山。クビになった選手たちが富山に殺到するかもしれない。