100m記録更新狙うサニブラウン “9秒97超え”はスタートが鍵
世界のトップスプリンターの平均RTは0.13から0.14秒とされるだけに、サニブラウンのスタートでの反応の鈍さは致命的だ。
右足付け根の故障から完全復活した今季はリハビリで取り組んだウエート、フォーム矯正が実って走りが安定した。スタートしてからスムーズに上体を起こせるようになったことで中盤以降の加速が増して、今季の好タイムにつながった。
男子100メートル決勝は28日。サニブラウンの更なる記録更新は「よーいどん」にかかっている。