日ハム吉田輝星 球宴後も一軍で生き残るための3つの課題

公開日: 更新日:

 2試合を投げて1勝1敗の日本ハム吉田輝星(18)。3試合目となる次戦の登板は最短で7月4日の西武戦(札幌ドーム)となる。チームはエース格の上沢が故障離脱した一方、巨人とのトレードで左腕の吉川を戻した。助っ人のマルティネスも復帰に向けてリハビリを重ねている。

 そんな先発陣の中で、吉田が球宴後も一軍で投げ続けるための課題は3つある。

「真っすぐ主体で押された方が嫌だった」

 去る23日、中日相手に3回5失点で降板した試合後、中日ナインからこんな声が聞かれた。

 中日は、吉田が5回1失点で勝利を挙げた広島戦のデータをもとに対策を練った。中日が広島戦で8割を占めた直球を狙いにくることは明確だったが、初回に平田と京田に連打を浴び、大島に四球。無死満塁でビシエドを迎えてからは変化球が増えた。中日のある選手が言う。

「直球はバックスピンがかかった独特の軌道で、狙い打ってミスショットしたケースもある。吉田投手のいいところは攻める姿勢と度胸の良さ。打者は攻められることが一番嫌。あまり精度が高くないカーブや落ちる球でかわしにきたことで、楽になった面もあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…