苦境のゴルフツアーに救世主 ISPS半田会長が4大会開催発表
大会にはレギュラープロだけでなく、ISPSが支援するミニツアー優勝者や、QT受験の若い選手にも門戸を開く。ゴルフ界に長年功労してきたシニアプロや、将来を担う若い選手に、チャンスを与える配慮だ。
またシニアツアーがほとんど中止になり、苦境に追い込まれているPGA倉本昌弘会長とISPS半田会長は、今回の開催で事前の入念な打ち合わせと準備を行っている。
ISPSとアンバサダー契約を結ぶジャンボ尾崎や大山志保が大会ホスト、ホステスになる。
■みんなで元気を取り戻したい
半田会長は、「最近の状況を見ると、あまりにもコロナに萎縮し、すべてにネガティブになっています。だからそんな風潮に“喝”を入れると同時に、コロナに勝つという意味も込めて大会を開きます。またファンにも来場していただき、みんなで元気を取り戻したいのです」と語る。
万全の感染症対策を設け、万が一感染者が出たら補償も考えている。それだけの覚悟を持った4大会なのだ。